2010/02/22(月)USB Blasterもどきの製作

この間から触っているCPLDですが、書き込み器がプリンタポートを使用するByteBlasterMVの自作版なのでノートPCでは使用できません。その関係で、開発はノートPC、書き込みはデスクトップPCといった面倒が生じていました。USB経由で書き込みできるUSBBlasterが欲しくなってきました。
でも純正は非常に高い、そこで互換品などを色々調べた結果、
  1. ALTERA純正 USB Blaster $300(約3万円)
  2. Terasic社 Terasic Blaster \12,075-
  3. 日昇テクノロジー CPLD/FPGA用のダウンロード・ケーブル \3,750-
  4. USB-Blasterもどき \1,000-(?)
があることが分かりました。互換品で安心するならamazonでも売っているTerasicBlasterでしょうけど、それでも気軽に買える価格ではないと思います。かといって日昇テクノロジーはちょっと怪しすぎる気も…。いずれにせよ純正USB Blasterではない以上、自己責任要素(リスク)が出てくるしどうせならもっと面白そうな何かがないかと探してました。そしてしばらく探していたらなんと、「純正もどき」の製作をしている人がいました。しかも日本の方ではないですか。
というわけで、これならかなり安いし自作派に自分にとっては非常に面白いと感じて「USB Blarsterもどき」を「作る」ことに決定しました。

ごちゃごちゃ書きましたが作ったのが、Satoshi OJIKA さんのサイト
USB-Blasterもどきの製作
です。以下が完成品の接続状態、
USBBlaster01.jpg

QuartusIIの認識も全く問題ありません、これはすごいの一言。

そして、どうせなら小さく作っちゃおうということで、こんな感じに作りました。
USBBlaster02.jpg
USBBlaster03.jpg
USBBlaster04.jpg

基板製作しちゃってますが、ちょっとしたアレでタd(ry
相変わらず小さいのが大好きなので本体ケースもタカチSW-60に収まるサイズ。
純正の1/3以下のサイズではないでしょうか。
そんなわけで、FPGA/CPLD開発環境が快適なりました。

ちなみに、写真にある通り基板は2枚余っています。誰か欲しい人いればメールでもくれれば基板と合わせて配線図とか送りますよ。先着2名様です。