2011/07/05(火)アクリル加工機(曲げ機)
参考サイトというか、屋根裏部屋SEさんのアクリル曲げ加工用ヒーターの自作が元ネタです。
この方のPrintAlbumというソフトや、IO-DATAのキャプチャーソフトのデータ肥大化対策ソフトで個人的に非常にお世話になっていたりします。
で、私のつくったバージョンは基本同じですが発熱パイプは小さいほうが細かい加工ができると思いφ6にしました。しかし実際加工をしてみると熱伝達の範囲が小さくいまいち直角部分がきれいにできませんでした。
実験に使ったのがアクリル押出材なのと、まだ作業に慣れていないことなども要因の可能性もありますがいまいちな仕上がりになりました。でもまぁこれでアクリルでのケース製作に広がりができたことは確かなので良しとします。
ヒーターとするニクロム線とアルミパイプはデジット、絶縁用のガラスチューブはシリコンハウスで購入。ニクロム線はほどいたらバラバラバラっと広がってしまい絡まりそうになった。
手元にあった良い感じの太さのプラスチックパイプにぐるぐる巻きつけて、接触しないように引き伸ばしてパイプに通しました。
両サイドの固定用として、生基板を加工、耐熱性、剛性、そして手元にすぐにあるという点から即決。作ったのは4枚の板でパイプの挟みこみとパイプのガイドの各2枚、それを10mm角サイコロスペーサで固定。
台座はMDFの端材を利用して、両サイドの接続はビス止めでケーブルを接続した。このあたりからやっつけ仕事になってくる(笑)12Vで約1A触れる程度の熱さだったので、あまらしていた24V/4.5A電源で実践する。
結果は、ばっちりアクリルがくねくね曲がった。やってみて初めてわかったことは加熱中に曲げるのではなく曲げる箇所を加熱して、熱いうちにくねくねする(できる)こと。これは非常に面白かった。参考として12cmファンの台座を作ってみました。これは楽しい。
今後はちょっと何かを作りたいときのケース作りに大活躍できそうです。