2010/04/14(水)USB BlasterもどきとCQ付録MAXIIで

以前に、基板を製作した「USB Blasterもどき」ですが、
aifighterさんダックスチューリップ
より、ご指摘をいただきました。

CQ付録のMAXII基板では、電源として+5Vを使用しますが、基板上で+3.3Vレギュレータを実装しCPLDやJTAGコネクタ部などは全て+3.3Vロジックとなっています。しかし私の製作した「USB Blasterもどき」だと電源ラインに+5Vが出力されてしまうため、付録基板の+3.3Vラインに+5Vが印加されてしまいます。CPLD自体はトラレントを内部で持っているのでおそらく大丈夫(ちゃんと調べてませんが・・・)でしょうけど、+3.3VレギュレータのVoutに+5Vが印加されてしまいます。電流の逆流状態です、これはマズい・・・。

本家USB Blasterを持っていないのでよくわかりませんが、JTAG側のVccは通常Vrefとしてターゲットの電圧をみるためだけかも知れません。そうだとしたらそもそも私の設計は純正に準拠していない。どうなんだろうか・・・。
もしこのままISP対応、という意味で使うのならターゲットは+5V専用となりますし、ターゲットボードは書き込み時電源OFFにしなければなりません。もしくはターゲットボード側のJTAGコネクタVccにSBDを追加、これはこれでなんか変な気もする。

ISP非対応として普通に(?)使うのが一番素直でしょう。よって、aifighterさんの対処JTAG側から電源供給(+5V)をしない様に切断が一番良い方法だと思います。

う~ん、なんか中途半端な基板を製作してしまったなぁ・・・。

2010/02/28(日)24時間時計とMAXII交換

この間作った、HDL-CQ1互換ボードを使って講習会で学んだVerilog知識の復習として24時間時計を作成しています。使っているMAXIIはトラ技付録なのでEPM240の100pinタイプ、つまりロジックエレメント数は240個です。講習会で使っていた評価ボードのFPGAはSpartanなのでそれから比べれば入る容量は微々たるもの、それでもなんとか時計としての機能を盛り込むことは完了できました。
仕様としては、
  1. 7セグ4桁と5つのスイッチ
  2. 時分秒の00:00:00~23:59:59をカウント
  3. 7セグが4桁なので普段は「時・分」表示
  4. 秒表示スイッチを押している間は「分・秒」表示
  5. 4つのスイッチで「時」+-スイッチ、「分」+-スイッチで設定
です。
全て機能を盛り込んでロジックエレメント220個消費で使用率92%で結構ギリギリでした。

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